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流入キーワードを確認したい場合は、同じくGoogle提供の無料ツール「Google Searh Console」を導入しましょう。
Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスは、Googleが公式で提供するWebアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスの最低限おさえたい基本機能
「リアルタイム」メニュー
- サイト訪問数:現在、何人がサイトを閲覧しているかが表示されます。
- ページビュー数:直近の1分単位(30分前まで)、1秒単位(60秒前まで)でのPV数の推移が分かります。PV数の直近の変化がグラフになっているので、リリース直後などは流入元と合わせて確認するといいでしょう。
- 流入元:外部サイトやSNSなど、流入元の情報を確認できます。
- アクティブページ:現在アクセスしているユーザーが閲覧している上位10ページが表示されます。それぞれのURLを選択すると、そのページについての詳細情報を見ることができます。
- アクティブユーザーの地域:アクティブユーザーがどこからアクセスしているのかが分かります。世界地図上に円形で表示され、アクセスの多い地域は円が大きく表示されます。
「オーディエンス(行動)」メニュー
アクセスの量や日時、デバイスなど、これまでのサイトアクセス情報を調べることができます。
- ユーザー:サイトを訪れたユーザーの数
- 新規ユーザー:初めてサイトを訪れたユーザーの数
- セッション :何回の訪問がサイトにあったか
- ユーザーあたりのセッション数 :1ユーザーあたりのサイト訪問数
- ページビュー数 :サイト内で閲覧されたページ数
- ページ/セッション:1回の訪問あたりの閲覧ページ数
- 平均セッション時間:1回の訪問あたりのサイト滞在時間
- 直帰率:1ページだけ見てサイトから離脱したユーザーの割合
「集客」メニュー
1.チャネル
- Organic Search :検索エンジンからの訪問
- Direct :お気に入りや、URLから直接きた訪問
- Referral :他サイトのリンクから訪問
- Social :SNSなどからの訪問
- Paid Search :リスティング広告からの訪問
- Display :バナー広告からの訪問
- Other :その他の訪問
2.ユーザー
ユーザーは、サイトを訪問したユーザー数です。オーディエンスメニューで確認できる数値と同じです。一点、サイトへの訪問数を表すセッション数と混同しないよう気をつけましょう。
「行動」メニュー
1.すべてのページ
設定した期間内に、どのページがどれだけ閲覧されているのかが集計されています。「どのページが人気なのか」を確認できるということです。
2.ディレクトリ
設定した期間内に、設定した各カテゴリがどれだけ閲覧されているのかが集計されています。主に、カテゴリへのアクセス分布状況を確認したい場合に参照します。
3.ランディングページ
Webサイトに来た人が最初に着地するページを「ランディングページ」と言います。ランディングページは、そのページを見続ける価値があるかをユーザーが判断する重要なページなので、その滞在時間や変遷先のページと合わせて分析し、都度改善するための材料として参照するようにしましょう。
4.離脱ページ
ユーザーが離れたページを「離脱ページ」と言います。
意図しないページで離脱が多い場合は、該当ページのコンテンツを見直すようにしましょう。
Googleアナリティクス用語集
ユーザー数
ユーザー数とは基本的には「ユニークユーザー」と同義語で、Webサイトを閲覧している人数を指します。ただし、実際の人の数をカウントしているのではありません。例えば同じ人がパソコンとスマホでそれぞれ同じWebサイトを見ている場合は、ユーザー数としては「2ユーザー」とカウントされます。一方で、例えばホテルの共有パソコンで複数人が同じブラウザで同じサイトを参照した場合、「1ユーザー」とカウントされます。
セッション
セッションとはユーザーが訪問してから離脱するまでの一連の操作のことです。そして、このセッションをカウントしたものが「セッション数」です。訪問数と表現することもあります。同じWebサイト内のいくつかのページを見たとしても、あくまで一連の操作内での出来事なのでセッション数は「1」とカウントされます。ただし、以下のケースの場合はセッションがカウントし直しとなります。
ユーザーが30分以上操作をしなかった場合
Webサイトへの流入経路が変わった場合
操作の有無に関わらず、日付が変わった場合(午前0時をまたいだ場合)
ページビュー
Webサイト内で閲覧されたページ数のことです。よく「PV」と表現されます。
例えば、あるページを参照した後に別ページを参照した時は、「2PV」とカウントされます。
ランディングページ
ユーザーが「最初にアクセスしたページ」のことです。縦長のWebページもランディングページと言いますが、それとは意味合いが異なるので注意してください。
チャネル
ユーザーの流入元を示すグループが「チャネル」です。
チャネルの種類は以下の6つです。
Organic Search :検索エンジンからの訪問
Direct :お気に入りや、URLから直接きた訪問
Referral :他Webサイトのリンクから訪問
Social :SNSなどからの訪問
Paid Search :リスティング広告からの訪問
Display :バナー広告からの訪問
Other :その他の訪問
ユーザーがどのチャネルから訪問してくるのかを分析することで、SNSや広告の効果を確かめ、どのチャネルに注力したらいいかを判断できます。
コンバージョン
Webサイト運営者が設定する「最終ゴール」が達成されることです。「CV」と略して表現されることもあります。例えばECサイトの場合は商品の購入が、採用募集ページの場合は採用応募が、それぞれ最終ゴールとなります。そして、ゴール達成に至った割合を「コンバージョン率」といい、これを高めることがWebサイト運営の一つのミッションになります。
直帰率
直帰率とは、「最初にアクセスしたページしか見られなかったセッションの割合」のことです。つまり、訪問者が1ページだけ見て離脱した割合を示します。
離脱率
離脱率とは、「そのページが、セッションにおける最後の閲覧ページになった割合」のことです。つまり、そのページにやってきた人が、どれくらいの割合で離脱したかを示したものです。
回遊率
回遊率とは、「1回の訪問で、ユーザーが何ページ閲覧したかを表す割合」のことです。ページパーセッションとも表現され、一度の訪問でユーザーがどれだけのページビュー数をカウントしたかを示したものです。
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